第36回 筆記試験日 2024年1月28日(日)

みなさん、こんにちは!

このサイトでは、介護福祉士を目指す方が、スキマ時間に無料で学習ができるようなコンテンツを発信しています。

介護福祉士って何?

介護福祉士とは、社会福祉専門職の介護に関する国家資格の名称であり、また資格を取得している人のことです。

上位資格の「認定介護福祉士」について知りたい方はこちらをご覧ください。

介護福祉士になるためには?

介護福祉士になるためには条件があります。

「国家試験に合格すればいいんでしょ?」

もちろんその通りなのですが、その試験を受験するために必要な条件が2つあります。

  • 介護の実務経験が3年以上あること
  • 実務者研修を受講していること

この2つの条件を満たしていないと、そもそも試験を受けることができません。

試験は年に1回しかありません。試験を受けられるタイミングは人によって異なるため、自分がいつ試験を受けられるのか、きちんと分かっておくことが大切です。

また、試験の申込時に上記の条件を満たしていなくても受験することができる「見込み受験」という制度もあるので、こちらも合わせて確認しておきましょう。

特に4月1日に新卒で入社した方が、3年目に受験する場合は「見込み受験」となります。必ず確認してくださいね!

※このサイトでは、実務経験ルートの方をメインの対象として解説しています。

試験申し込みから合格発表まで

試験日は1月下旬の日曜日で、全国各地の会場で開催されます。受験までの流れはおおまかに以下のとおりです。

受験までの流れ

8月上旬〜9月上旬
1月下旬の日曜日

当サイトでおすすめしている、受験までのスケジュールはこちらです。

試験の概要

解答方法

筆記試験は五肢択一のマークシート形式です。5つの選択肢から「正しいもの」および「最も適切なもの」等を1つ選ぶ方式になっています。

「間違っているもの」「適切でないもの」を選ぶ問題は出ないの?

でません!なので本番の試験では、「正しいもの」か「最も適切なもの」を選んでください!

試験範囲

試験範囲は4つの領域の12の科目総合問題を合わせた13科目で構成されています。

分野科目名問題数
人間と社会1  人間の尊厳と自立2
2  人間関係とコミュニケーション2
3  社会の理解12
介護4  介護の基本10
5  コミュニケーション技術8
6  生活支援技術26
7  介護過程8
こころとからだのしくみ8  発達と老化の理解8
9  認知症の理解10
10 障害の理解10
11 こころとからだのしくみ12
医療的ケア12 医療的ケア5
総合問題13 総合問題12

※人間の尊厳と自立、介護の基本は1つの科目群として扱います。

※人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術は1つの科目群として扱います。

試験時間

試験は午前と午後に分けて行われます。時間はそれぞれ110分でトータル220分あります。

  • 午前 10:00-11:50
  • 午後 13:45-15:35

そんなに集中力持たないよー

午前・午後ともに問題を解き終わったら、退出することができるよ。

合格基準

何点とったら合格できるの?

一番気になるところかもしれませんね。出題数は全125問で、1問1点です。

合格基準については、公式HPに以下の記載があります。

次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。

問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者

上記を満たした者のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者

社会福祉振興・試験センター公式HP

結局どういうことなの?

つまり、こういうことです。

  • 6割は正答すること(75問/125問)
  • 11科目群すべてで1点は取ること(1問は正解すること)

しかし、第32回(2019年度)、第30回(2017年度)の試験では、77点が合格基準点でした。

つまり、75点では絶対に合格できるとは言い切れません。

90点は取れるように勉強していきましょう。

試験の出題範囲について

各科目の難易度や対策ポイントについては、別のページでまとめているので、そちらを参照してください。

過去問を解いてみよう

どうやって勉強すればいいの?

国家試験に向けて、まずは過去問を解いてみましょう。

テキストを最初から読みすすめてノートをまとめるより、過去問を繰り返し解いて問題になれることが大切です。

このサイトでは、過去問の問題と解答解説を載せています。すべて無料ですので、ぜひ活用してください。

不正解である選択肢についても、解説を載せているので合わせて確認してください。

試験範囲を学習する

作成中です。しばらくお待ち下さい。

おすすめテキスト

書店の資格コーナーには介護福祉士試験に関する参考書がたくさん並んでいます。ここでは最低限そろえたほうがいい参考書について紹介します。

参考書と言っても、

  • 教科書・テキスト
  • 過去問題集
  • 予想問題集
  • 一問一答

など種類がたくあんあります。

全部買ったほうがいいの?

すべて揃える必要はありません。

個人的にはこの中から、

  • 教科書・テキスト
  • 過去問題集

この2つは購入することをオススメします。

オススメのテキスト・過去問題集についてはこちらで紹介しているので、参考にしてください。

テキストと過去問で約5,000円!どうにかならない?

どうしてもお金をかけたくないというあなたへ

職場の先輩から譲ってもらうか、メルカリやヤフオクで購入するのがオススメです。

合格したら、ほとんど使わないので遠慮なくもらいましょう!

おすすめサイト

介護福祉士試験に必要な情報を発信しているサイトや勉強に役立つサイトを紹介します。

社会振興復興・試験センター

介護福祉士国家試験の実施と登録の事務を行っているセンターのHPです。合格者の発表など、公式の情報はここから発信されます。

さいごに

私自身、介護の仕事をしながら試験勉強をして介護福祉士の資格を取得しました。

実務者研修は休日に通っていたので、その時は「エブリバディ介護の日々」でした。

きっと、これから介護福祉士を目指す皆さんの多くも同じような環境にいると思います。

お金をかけずに、スキマ時間で学習できるようにサイトを運営していくので、一緒に頑張っていきましょう!

四つ葉のクローバーが皆さんを合格へと導いてくれますように。