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プリオンたんぱく質が脳内に蓄積することで発症する神経系の疾患。日本での有病率は、年間100万人に約1人である。発症から数ヶ月以内に認知症の症状が急速に進行し、初期症状から1〜2年ほどで死に至る。
「高齢者に対する虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法)」は、2005年に制定され、2006年から施行された。この法律では「高齢者」を 65 歳以上の者と定義し、また、高齢者虐待を「養護者による高齢者虐待」と「要介護施設従業者等による高齢者虐待」の2種類に分けて定義している。
虐待に該当する行為を「身体的虐待」「介護・世話の放棄・放任(ネグレクト)」「心理的虐待」「性的虐待」「経済的虐待」の5つに分類している。
障害や疾病、精神障害、犯罪被害や遺族など、何らかの問題や悩みを抱えている人や家族が集まって、お互いの話を聞いたりすることで問題を解決する方法を見つけたり、悩みなどを共有していく活動を行うグループ。具体的には、患者会や家族会、自助グループなどが挙げられる。
医療・介護の専門職が家族の相談等により認知症が疑われる人や認知症の人及びその家族を訪問し、必要な医療や介護の導入・調整や、家族支援などの所為の支援を包括的、集中的に行い、自立生活のサポートを行うチームのこと。
「障害のある人が障害のない人と同等に生活し、ともにいきいきと活動できる社会を目指す」という理念。デンマークのバンク=ミケルセンによって初めて提唱された。彼は社会省で知的障害者施設の担当となり、障害者の親と共に生活環境の改善に取り組み、「1959年法」と呼ばれている法律に「ノーマライゼーション」という言葉を初めて盛り込んだ。その後、スウェーデンのベングト・ニリエによって、ノーマライゼーションの概念が体系化され、世界中に広められた。
ハインリッヒの法則は、労働災害の統計から導き出された法則。1件の重大事故が起こる背景には、29件の軽微な事故と300件の怪我に至らない事故があったことを発見し、1931年に「災害防止の科学的研究」という本でこの法則を発表した。その数字から「1:29:300の法則」とも呼ばれる。
ヒートショックは、急激な気温の変化によって血圧が上下し、心臓に負担がかかることで心筋梗塞や脳血管障害などを引き起こす症状。冬場に暖房の効いた居室から脱衣所に移動し、浴槽に入るときに起こりやすい。お風呂以外でもトイレなど温度変化のある場所では注意が必要である。
発達障害児の子育て経験のある親で、相談支援に関する一定のトレーニングを受けた人のこと
ヘモグロビンは赤血球内のタンパク質の一種で、全身の細胞に酸素を送る働きをしています。
ヘモグロビンが血液中のブドウ糖とくっつくと糖化ヘモグロビンとなり、
糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセントで表したものが、ヘモグロビンA1cです。
一度、糖化したヘモグロビンは、赤血球の寿命(120日)が尽きるまでもとには戻らないため、ヘモグロビンA1cの値は、過去1~2ヶ月前の血糖値を反映しています。(当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けません。)
ヘモグロビンA1cの正常値は6.5%以下、成人の糖尿病患者の目標値は7.0%未満である。高齢者の場合、成人の目標値と比べて、同じか高めに設定されている。
慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)は、従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称である。主な原因は「長年の喫煙習慣」で、中高年に発症する生活習慣病とも呼ばれている。
症状としては、歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や慢性のせきやたんが特徴的で、これらの症状が時間とともに進行していき、元に戻ることはないとされている。
この疾患では、食事を摂ると胃が膨らみ、横隔膜を圧迫し、息苦しくなることがあるため、「お腹にガスがたまる食品は避ける(※1)」「食事の回数を増やし、満腹を避ける(※2)」「高タンパク、バランスの良い食事をとる」といった対応を心がけることが大切です。
※1 お腹にガスがたまる食品:炭酸飲料、イモ類、栗など
※2 満腹になると横隔膜が圧迫され、息苦しくなります。
<領域:人間と社会>
1 人間の尊厳と自立
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