第36回 筆記試験日 2024年1月28日(日)

【3-1-4】社会、組織

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社会、組織の概念

組織

目的を達成するために作られた集団のこと。

社会

人間が集まって生活を営む集団のこと。

社会、組織の機能と役割

地域や社会において、人々の信頼関係・結びつきを表す概念として、「ソーシャル・キャピタル」があります。

このソーシャル・キャピタルが豊かな地域ほど、住民の主観的健康が強く、死亡率が低いという事が分かっています。

社会・組織がうまく機能することで、地域1人ひとりの健康にも大きな影響を与えることができます。

中山間地域におけるソーシャル・キャピタルの把握と生活環境評価に関する研究│信州大学

グループ支援、組織化

グループ支援

グループ支援(グループワーク)

グループを形成し、対象者同士で相互に援助し合うこと

対象者同士で援助することによって、相互作用をもたらし、対象の成長と変化を促します。

代表的なものとして、セルフヘルプグループがあります。

セルフヘルプグループ(自助グループ)

同じ問題をかかえる人たちが集まり、相互理解や支援をし合うグループ

交通被害者やアルコール・薬物などの依存症、犯罪被害者など同じ問題をかかえる人たちが自発的に集まり、問題を分かち合い理解し、問題を乗り越えるために支えあうことが目的のグループです。

同じ問題をかかえているひたたちが対等な立場で話ができるため、参加者は孤立感を軽減されたり、安心して感情を吐露して気持ちを整理したり、グループの人が回復していくのをみて希望を持つことができたりと様々な効果が期待できます。

組織化

組織化

共同社会自らが、その必要性と目標を発見し、それらに順位をつけて分類する。そしてそれらを達成する確信と意志を開発し、必要な資源を内部外部に求めて、実際行動を起こす。このようにして共同社会が団結協力して、実行する態度を養い育てる過程(プロセス)

「ロス(Ross,M.)の組織化説」

共同社会が主体であり、目標を達成する事よりも目標を達成する過程を重視しています。

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