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成長と発達は同じ意味で使われることもありますが、実は違う意味を持っています。
まずは、言葉の違いを確認しましょう。
成長(growth)

成長は、量的な変化ということができます。
例えば、身長や体重・筋力の増加などが挙げられます。
身体的な変化で使用されるのが「成長」になります。
発達(development)

発達は、質的な変化ということができます。
例えば、ハイハイができるようになったり、一人で歩くことができるようになるなどが挙げられます。
運動機能や精神機能の変化で使用されるのが「発達」になります。

多くの場合、「成長」と「発達」は同時に起こり、お互いに関連があるため「成長・発達」と表現されます。
発達段階(developmental stage)

人間の発達には、身体的・精神的・精神的に大きな変化が生じます。
その変化をいくつかのまとまりに区分したものを「発達段階」といいます。
発達課題(developmental task)

それぞれの発達段階には、その段階で達成や獲得が期待されている課題があります。
その課題のことを「発達課題」といいます。
発達課題を解決すると、次の発達段階へと移行します。
ピアジェの発達段階
ピアジェは、乳幼児期から児童期までの認知機能の発達について理論をまとめました。
感覚運動期(0〜2歳頃)
・第1段階(0〜1ヶ月)
・第2段階(1〜4ヶ月)
・第3段階(4〜8ヶ月)
・第4段階(8〜12ヶ月)
・第5段階(12〜18ヶ月)
・第6段階(18〜24ヶ月)
前操作期(2〜6歳頃)
具体的操作期(6〜12歳頃)
形式的操作期(12歳頃〜)
エリクソンの発達段階と発達課題
乳児期(0〜1歳半)

「基本的信頼」VS「基本的不信」
幼児前期(1歳半~4歳)

「自律性」VS「恥・疑惑」
幼児後期(4歳~6歳)

「自主性」VS「罪悪感」
学童期(6歳~12歳)

「勤勉性」VS「劣等感」
青年期(12歳~20歳)

「同一性獲得」VS「同一性拡散」
成人期(20〜40歳)

「親密」VS「孤立」
壮年期(40〜65歳)

「世代性」VS「停滞」
老年期(65歳〜)

「統合」VS「絶望」
ハヴィガーストの発達段階と発達課題
乳児期・早期児童期(0〜6歳)
中期児童期(6〜12歳)
青年期(12〜18歳)
早期成人期(18〜30歳)
中年期(30〜60歳)
老年期(60歳〜)